7月~9月、夏の墨彩画 手本を制作中。
基本は花・鳥だが、果物・水墨・戯画・行事と色々なものを題材に手本の図案を練る。
行事に関しては毎年決まった行事を描くわけでは無く、今年、雛祭りを描いたので来年は別の行事が題材になるだろう。是非、その時の行事物を楽しんで頂きたい。
今年の夏の題材は
ノウゼンカズラ・葡萄・線香花火に決定。
線香花火をどう表現するか。
実際の火花は金色に見えるが、金色で描いては墨彩らしさがでない。
どうキラキラを表現しようかと色を混ぜてみた。
不可能ではないが色見のバランスが難しく、色を混ぜてる間に、3つの花火の境界線が合体しそうだ。イマイチだった。
逆に水墨でイメージを描いてみた。↑
うーん、「なにこれ?」って言われるかも。
呪文に見えてきたのでイマイチ。
次はそれぞれ色分けしてみた。
わかりやすい!
墨彩らしい引き締まった絵になる。
これでいきましょ!
火花は「小菊」を描く時と同じ筆の動かし方です。
たくさん描いてたら
米・米・米コメ・・・に見えてきた。
春の手本は緊急事態宣言、閉講の為、ほとんど描けず、お蔵入りでしょうか。
来年の春に続きを描けたらいいですね。