ヨシ植物の役割。活動について

イネ科の植物「ヨシ」が育つ環境について知りました。

水辺で育ち、長さ5メートルにもなる植物。
実は様々な役割を担っています。

主に川辺で育つ背の高い植物。穂だけ見ると「ススキ」に似ていますね。
ヨシ原ではツバメが安全に寝る、貴重な場所になっています。

ヨシの根が水中にあることで川の水を吸い上げ浄化。小さな魚の隠れ家になり沢山の魚が住める環境を作ります。

また大雨で川が増水した時、ヨシ原や根がクッションとなって岸辺が削られるのを防ぎます。

 

★身近な物として、日よけの「葦簀(よしず)」があります。

立て掛ける大型を葦簀(よしず)、吊るす小型を簾(すだれ)といい、柔らかい風だけを通し、心地の良い時間が流れます。
日本人で良かったと感じるひとときです。

★大阪府高槻市にある鵜殿では良質なヨシがあり、ここでしか作れない雅楽の「ひちりき」の部品、リード(吹き口)があります。

他にも皆で楽しめるヨシを使ったハンドメイド活動があります。

★大阪市城東区で行われているヨシ筆作り。

乾燥させると中が筒状になる事を生かし、筆の持ち手に応用。

ご縁があり、以前参加させて頂きました。

曲がった筆がお気に入りです!
レア度高い。

これを使って絵を描いてみたい気持ちと、保存しておきたい気持ちがあり、とりあえず保管してます。

 

普段、土手に生えていてもあまり気にしなかった植物ですが、こんなにたくさん役割があり驚きでした。

今は未定ですが「ヨシ刈り体験」や「ヨシ原焼き」などイベントもあるので是非、次の機会に参加したいと企んでます。

詳しくは「淀川管内河川レンジャー」活動内容へ
https://www.river-ranger.jp/news/activity.php

イベント再開が楽しみです