墨彩画・水墨画・墨絵とは?

水墨画とは墨の濃淡だけで表現する絵画です。

中国で唐代後半に山水画の技法として成立し、
その後、鎌倉時代に禅と共に日本に伝わりました。

墨絵も同じ意味で使われますが、
最近の墨絵は 漫画やイラストの様なデザイン的要素が高く、
人物画や広告に多く使われています。

 

墨彩画は墨と顔彩を使った絵画で
主に花を描いたものが支流です。

花も品種改良が進み、同じ花でも何十種という形・色が存在します。
顔彩を使った墨彩画はそんな種類豊富な花も表現できます。

例えばクレマチス。

クレマチス

水墨画では「見た人が何色だと感じるか」が
見どころの一つです。

「色」という情報の無い世界で
見た人が、無限に空想を広げます。

 

「色に縛られない世界」。

何か描きたくなってきました。

 

現在、クレマチスの花の色は赤・ピンク・白・青・紫があり、
どの色も美しいです。

クレマチス  春夏

手本の絵は紫にしました。

教室では皆様、好きな花色で作品を作って下さい。

もちろん水墨画でもOKです。

 

皆様が作品を作る基準は

「自分の部屋に飾りたいもの」です。

 

是非、お気に入りの作品を仕上げて下さい。
私もお手伝いさせて頂きます。

開講場所日時  簡単予約
講師作品 手本の絵